【若狭彦神社 上社 本殿屋根の修繕】がいよいよ始まります。
秋の例祭、遠敷祭を終えた後、令和6年10月14日(月・祝)に『仮遷座祭』が執り行われました。
『仮遷座』とは、御社の修繕や造営などを行うとき、御神霊を仮殿にお遷しする祭儀です。また、御社の修繕後、御神霊を本殿にお遷しする祭儀を『正遷座』と言います。
今回は仮遷座が執り行われ、若狭彦神社の御祭神「彦火火出見尊」の御神霊を仮殿となる若狭姫神社にお遷ししました。
本殿屋根修繕は、令和6年10月中旬から令和7年10月上旬までです。
この期間、若狭彦神社 下社(若狭姫神社)では、上社と下社の両御祭神が祀られる事になります。
10月14日の日没後、御神霊を唐櫃の中にお遷しし、白装束を纏った氏子関係者が約1.5kmの道のりを渡御しました。
「若狭一の宮 大太鼓保存会」の大太鼓一行が先導する行列は古式ゆかしく、沿道では地元住民に見守られながら、若狭彦神社 下社(若狭姫神社)へと足を進めていました。
仮殿に到着後、仮安置され、滞りなく仮遷座を終えた事をご報告いたします。
若狭姫神社には沢山の方々にお集まりいただき、祭儀を見守っていただきました。
<お知らせ>
若狭彦神社 本殿屋根は、「檜皮(ひわだ)葺き」という伝統工法で、その葺き替え工事は大変高額な費用が必要となります。
そこで、支援を募るべくクラウドファンディングを立ち上げました。
若狭一宮を後世に伝えていくため、ご賛同いただけるかたは、何卒、ご協力をお願申し上げます。
▼クラウドファンディング プロジェクトページ
創建1,300年:若狭國一宮「若狭彦神社」屋根修復にご支援を!
https://readyfor.jp/projects/148591